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帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹という病気については、『帯状疱疹』ページを参照頂き、このページでは帯状疱疹ワクチンについてご説明させていただきます。
帯状疱疹ワクチンについては不活化ワクチンと生ワクチンがあり、それぞれメリット・デメリットがございますのでご紹介させていただきます。

対象

50歳以上の全ての患者様。
一度帯状疱疹を発症した患者様も対象となります。

①不活化ワクチン(シングリックス)

効果

ZOSTER-006試験という研究では50歳以上の患者様を対象に平均3年間の追跡を行いました。
結果、帯状疱疹の発症率は不活化ワクチン投与群で6/7344(人)、不活化ワクチンを投与しなかった群で210/7415(人)と、大きな差が生まれました。
また不活化ワクチン投与群で帯状疱疹を発症した患者様におきましても、帯状疱疹後神経痛の発症はみられませんでした。

メリット

効果が高い

デメリット

1回22000円(当院価格)を2回接種する必要があります。

②生ワクチン(ビケン)

効果

ZOSTAVAXによる海外データでは60歳以上の患者様を対象に平均3年間の追跡を行いました。
結果、帯状疱疹の発症率は生ワクチン投与群で5.42/1000人、生ワクチンを投与しなかった群で11.12/1000人と、帯状疱疹の発症率を約半分に下げることが示されました。

メリット

1回9000円(当院価格)を1回で終了と安価。

デメリット

不活化ワクチンと比べると効果弱い。

それぞれに上記特徴がございます。
COVID19感染流行後、免疫力が低下する方が多く、帯状疱疹発症率が増加したとの報告もあります。

50歳以上の患者様はぜひご検討下さい。

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