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大腸カメラ検査の費用

保険診療で大腸カメラを行った場合のお値段について記載させていただきます。

自由診療(いわゆる健康診断)として内視鏡検査を行う場合は、

【胃腸ドックについて】をご覧ください。

  1割負担 3割負担
大腸カメラ(観察のみ) 2000円前後 6000円前後
大腸カメラ+病理組織検査 3500~5000円前後 10500~15000円前後
大腸ポリープ切除 8000~10000円前後 24000~29000円前後

ご覧の通り、大腸カメラ検査を行う場合、施行した内容によって、値段がかなり異なります。

それらの理由についても詳しく解説をさせて頂きます。

大腸カメラでかかるそれぞれの費用 ~値下げしました

2024年6月より値下げしました!

とは言ってもこれは当院だけでなく、全医療機関のお話ですが・・

2024年診療報酬改定により、大腸カメラでポリープを切除した場合の値段が4000円近く値下がりしました。

クリニックにとっては大打撃ですが、患者様にとっては非常にポジティブなお話です。

是非、値段の面でも少しでもハードルを下げて大腸カメラをご検討下さい。

 

大腸カメラ検査を行う場合、施行した内容によって、値段がかなり異なります。

初回診察料、血液検査、使用薬剤料など

3割負担で約2000円~3500円

解説

大腸カメラの場合、大腸ポリープが見つかれば内視鏡手術(大腸ポリープ切除術)が行われます。大腸ポリープ切除術は専門用語ですが、高出血危険度処置に当てはまるため、診察・問診・採血にて出血リスクが高くないかを確認する必要があります。
また、大腸カメラ前日に下剤の内服を、当日は腸管洗浄液の内服を必要とするため、その薬剤料がかかります。
当院初診か否か、採血をどの項目まで行うか、腸管洗浄液の種類により値段も異なってきます。

大腸内視鏡検査

1550点(15500円)+各種薬剤料

解説

大腸カメラで大腸の奥まで観察した際の点数です。
そこに腸管の動きを抑える薬や鎮静薬・鎮痛薬などを使用する分だけ、+αでコストがかかります。

ポリープを切除した場合

内視鏡的大腸ポリープ切除術 5000点(50000円)+病理組織顕微鏡検査(T-M)860点×切除臓器数(8600円×切除臓器数)+組織診断料520点(5200円)+病理診断管理料1 120点(1200円)+短期滞在手術等基本料 2718点(27180円)1359点(13590円)

解説

大腸ポリープを切除すると、内視鏡手術となり、コストが大きく異なってきます。
その場合、上述の大腸内視鏡検査から、内視鏡的大腸ポリープ切除術にコストが変更となります(ポリープを切除した場合、大腸内視鏡検査1550点はなくなり、代わりに内視鏡的大腸ポリープ切除術5000点に切り替わります)。

また保険上は、『盲腸』、『上行結腸・横行結腸・下行結腸』、『S状結腸』、『直腸』は別臓器と規定されており、例えば盲腸とS状結腸からポリープを切除した場合には2臓器となり、2臓器の場合T-Mは×2(つまり860点×2=1720点)となります。
こちらは最大で3臓器までのコストとなります。

上記が料金となります。

費用相場に他院と差が出る理由

保険診療では、国が料金を決定しているため、基本的に病院間での差は出ないはずです。

が、実際には多少の費用の差が発生します。

検査説明外来の費用

➀採血の料金

以前は検査前にB型肝炎やC型肝炎などの感染症採血を全例に行う事を日本のガイドラインが推奨していました。

しかし現在では洗浄機の機能上昇や、洗浄の際のマネジメントの普及により、感染症があっても通常通りの内視鏡スコープ洗浄により、感染のリスクは無くなりました。

それに伴いガイドラインでも検査前の全例採血は特に記載がなくなっています。

その名残で、まだ内視鏡検査前採血を全例で行っている施設もあり、その場合その分だけ料金が上昇します。

当院では、検査前に採血が必要と判断した場合のみ採血を実施しています。

腸管洗浄剤の料金

使用する腸管洗浄剤の種類により料金は異なります。

当院では日本で最も使用されている腸管洗浄剤(モビプレップ)を使用しているため、他院と概ね変わらないものと思います。

③検査前食の販売

大腸検査前日に、検査前食を全例に販売している施設があります。検査前食の使用により、腸管がより綺麗になりやすくなるためメリットがある反面、値段がそれなりにするため、費用感に差が出てきます。

当院では使用しておらず、それで困るような患者様は今のところ出ていませんのでご安心下さい。

内視鏡検査当日の費用

➀鎮静剤の種類

使用する鎮静剤の種類により、多少の費用さが生まれます。

が、これはあっても数百円程度の差となります。

➁短期滞在手術等基本料

短期滞在手術等基本料は、『大腸ポリープ切除術などを始めとした日帰り手術を行う際に、安全な検査を行うために必要な設備を有している施設』に加算される料金であり、当院も満たしているため算定しています。

短期滞在手術等基本料を算定していない施設より3割負担で4000円程度値段が上がりますが、算定できていない施設では基準を満たせていない事が考えられますので、十分にご留意ください

お支払い方法について

当院では

  • 現金
  • クレジットカード
  • PayPayを始めとした電子マネー

などのよるお支払いが可能です。

大腸カメラの料金は、ポリープ切除した場合では特に高額となるため、現金での支払いが難しい場合があります。

当院では、上述したようなクレジットカードや電子マネー決済も可能ですのでご安心下さい。

大腸カメラ検査の費用についてよくあるご質問

Q.大腸カメラ検査で保険適用にならない場合はどのようなケースですか?

保険診療の場合、大腸カメラ検査を受けるには保険診療のルールに則った理由が必要となります。

  • 便潜血が陽性
  • 血便が出た
  • 腹痛がある
  • 以前に大腸ポリープを切除した

などがそれに当たります。

例えば、自分の健康のために定期的に大腸カメラを受けたい、などの場合には大腸カメラを行うための理由(病名)がつけられず、保険での大腸カメラを受ける事は本来はできません。

ただし、当院では可能な限り保険診療で大腸カメラを受けられるよう工夫しておりますので、不安な点がありましたら当院までお気軽にご連絡下さい。

Q.大腸カメラ検査で1割負担になる場合と3割負担になる場合の違いはなんですか?

後期高齢者では通常1割負担となり、それ以外の方は3割負担となります。

また後期高齢者でも収入が一定以上あると2割や3割負担となります。

Q.大腸カメラ検査の費用を分割払いにすることは可能ですか?

分割払いにつきましては、大変申し訳ありませんが対応ができません。

一括でのお支払いをお願い致します。

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