肛門内科
肛門内科とは?
肛門周囲に何等かの症状がある方は非常に多くいらっしゃり、いわゆる痔の有病率は10%ほど、つまり10人に1人は痔の症状があると言われています。
しかし多くの方は『肛門の診療を受けるのは恥ずかしい』などと、受診をせず様子を見ていると思います。
肛門は、消化管の最後の部分であり、食べ物の消化が終わり不要なものが糞便として排出される場所です。形作られた便は毎日のように肛門から排泄されるため、どうしても摩耗がみられ、痔のような疾患が多く発生してしまいます。
肛門内科は、痔を中心とした肛門疾患に関する専門分野です。
台東区(浅草・蔵前・浅草橋・上野・松ケ谷・入谷など)、墨田区(本所吾妻橋・曳舟・押上など)で肛門に関連するお悩みのある方は、是非一度当院までご相談下さい。
※なお、当院で行う診療は『肛門内科』であり、例えば痔の手術などの『肛門外科』が行う診療は行っておりません。予めご了承ください。
肛門内科に関連する症状
- おしりから血が出た
- 便に血液が付いていた
- トイレットペーパーに血液が付着した
- おしりの近くにできものを感じる
- 便秘(便が出にくい、便が残っている感じがする)
- 排便時の肛門の痛み
- 肛門周囲のできもの
などがあります。
これらの症状を放置しておくと、徐々に症状が増悪し、場合によっては手術が必要となることもあります。症状がある時はお早めの受診をお勧めします。
痔について
肛門に生じる病気の90%以上が痔に関連するものです。
痔核(いぼ痔)、裂孔(切れ痔)、痔瘻が3大疾患と呼ばれます。
当院の肛門内科診療
特徴1:恥ずかしさに配慮
『肛門の診察を受けるのが恥ずかしい』という理由で、肛門の悩みをそのままにしていませんか?
特に女性の患者様であれば、診察の際に恥ずかしいと思うのは当然です。
当院では
- 診察の準備までは全て女性看護師がお手伝いする
- 診察時も女性看護師が側にいて声掛けをする
- 診察時、部屋のドアは完全に占めてプライバシーに配慮する(当然ですが)
など、患者様の恥ずかしさに最大限考慮した診察を行います。
また、大腸カメラを行う場合には、無理に外来にて診察はせず、大腸カメラ当日麻酔が効いた状態で肛門部の診察を行う事も可能です。
特徴2:薬だけでない生活習慣指導
痔の治療は、薬や手術だけではありません。
便秘・下痢の改善や、排便の指導、食生活の調整などで、痔の症状が改善する事も多々あります。
特徴3:必要に応じて信頼のおける肛門外科へご紹介
生活習慣指導や薬による治療だけでは治らない痔の患者様もいらっしゃいます。
その場合でも、提携のある肛門外科のクリニックや病院へご紹介させていただきますのでご安心下さい。