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嘔気(吐き気)・嘔吐

嘔気(吐き気)、嘔吐は消化器内科領域の症状の中で非常に多い主訴の一つです。

まずは症状の原因を知って頂き、その上でどのように対処するべきかをこのページに記載させていただきます。

嘔気(吐き気)、嘔吐とは

「吐き気」とは、不快な感覚であり、しばしば嘔吐の前兆として現れる身体的な症状です。様々な原因によって引き起こされる可能性があり、消化器系の問題、感染症、ストレス、運動、または医薬品の副作用などが挙げられます。吐き気は短期的なものから長期的なものまであり、専門医による診察・適切な治療を受けることが大切です。

嘔気、嘔吐から考えられる消化器疾患

嘔気・嘔吐の検査と診断

まずは問診を行い、医師が必要と判断した場合には、下記の検査を行います。

血液検査

問診や身体所見だけでは、重症度が判断できない事があります。

状況に応じて血液検査を行う事で、重症度をある程度判別する事ができます。

特に嘔気・嘔吐の場合、炎症を示す指標として白血球やCRPが、また脱水を示す指標としてCr(腎機能)が役立ちます。

腹部レントゲン検査

 

腸閉塞が起こると、腹部レントゲン検査にて液面形成(ニボー形成)が起こり、診断がつく可能性があります。

検査自体は数秒で終わるものであり、簡易的かつリスクが少ない事から、症状に応じて行う検査の一つです。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ検査)

急性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃がん診断に必須の検査となります。

胃カメラ検査につきましては 「苦痛の少ない胃カメラ検査」の項目で、当院での胃カメラ検査の実際を記載しておりますので、ご参照下さい。

苦痛の少ない胃カメラ検査ページ

嘔気・嘔吐の治療

病気の種類により治療方針が異なります。

比較的頻度が高い、急性胃炎や慢性胃炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などでは、胃酸分泌抑制薬の投与により数日で症状が改善する可能性があります。

感染性腸炎でも嘔吐がみられます。脱水症状がある場合、点滴による水分補給を行う事で症状が改善する事があります。

その他の上述したその他の疾患の場合、クリニックレベルでは改善が見込めませんので、高次医療機関での診療が必要となります。

最後に

現在まで大学病院やその関連病院にて、多くの経験・知識を得た専門医による医療を提供しております。

当院では、通常クリニックではなかなか手が届かない領域の診療もご提供できると考えております。

早期胃癌や早期大腸癌の先進的な内視鏡治療(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESDなど)にも携わっていたため、苦痛の少ない胃カメラ、大腸カメラを提供し、適切な治療に結び付ける事ができます。

些細なことでもお気軽に当院の消化器専門外来にご相談ください。

検査の説明を聞いてから胃カメラ・大腸カメラを受けたい方は【外来Web予約】へお進みください。

大腸カメラは検査前に外来受診が必須ですが、先に検査日を決めたい方は【大腸カメラWeb予約】へお進みください。

他院からの紹介状などがあり胃カメラを外来受診なく予約したい方は【胃カメラWeb予約】へお進みください。

 

【監修者】

かわぐち内科・内視鏡クリニック

川口 佑輔

 

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