2023年4月当院の内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)実績報告
4月の当院の実績をまとめます。
胃カメラ
胃カメラ検査は49件でした。
施行理由は胃もたれ・胃痛などの症状精査34件、ピロリ菌除菌後のフォローアップ3件、何らかの異常所見のフォロー2件、健診異常(バリウムなどでの異常)9件 … でした。
施行方法は鎮静剤使用25件、経鼻内視鏡14件、経口内視鏡10件でした。
悪性腫瘍の検出0件でした。
胃がん検診が落ち着き、症状の原因精査のための胃カメラ検査が増えた状況です。
鎮静剤の使用が約半分を占めました。
胃カメラ検査に関して不安が強い方には、やはり鎮静剤の使用が有効となります。
当院でも可能な限り苦しくない胃カメラ検査を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
大腸カメラ
大腸カメラ検査は43件で開始後最多でした。
施行理由は大腸がん検診(便潜血検査)陽性8件、血便8件、大腸ポリープの定期的フォロー9件、下痢5件、便秘3件… でした。
大腸ポリープ(腺腫)は23/43 53%で切除しました。
大腸がんは1例で、進行大腸がんでした。
既に腫瘍による腸が狭くなり、便秘の症状が出ていましたので、すぐに高次医療機関に紹介させて頂きました。
症状を良く聞くと、以前より便に血液が付着していたましたが、放っていたとのことでした。
やはり、便秘や血便の症状が出た際に早めにご相談頂いていれば、もっと早期に見つかっていた可能性が
高い患者様でした。
一度大腸カメラを受けて、何もなければ安心できます。
是非ご本人様の、そしてご家族様の安心のために大腸カメラ検査を受けてみませんか?
新型コロナウイルス
4月の下旬より発熱でのご相談も次第に増えている状況です。
当院ではPCR検査も可能ですが、時間と場所に限りがあり、多数の患者様をお受けすることが困難な状況となっております。
5月8日からは新型コロナウイルス感染症(COVID19)は5類感染症となります。
しかしその頃より次の波に入ることが予想されています。
当院での5月8日以降の発熱者対応に関しましては別途記事を記載しますので、少々お待ちください。
N-NOSE
3月よりN-NOSEが開始となりました。
最も簡便かつ安価(14800円)ながん検診として注目を集めております。
N-NOSEでがんの高リスクとなった方に、最善の提案ができるよう体制を整えておりますので、ご希望の方はWeb予約又は当院への電話連絡にて予約をお取りください。
03-3844-2072
かわぐち内科・内視鏡クリニック
川口 佑輔