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肥満症治療の意義
「少し太っているだけだから大丈夫」と考えていませんか。
実は肥満は単なる体型の問題ではなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群など数多くの疾患の発症リスクを高めることが知られています。
日本肥満学会では、肥満によって健康障害を伴う状態を「肥満症」と定義し、積極的な治療介入を推奨しています。肥満症は放置すると将来的な心筋梗塞や脳卒中などの重大な疾患につながる可能性があります。

肥満によって増加する主な健康リスク
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疾患 |
肥満との関連 |
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高血圧 |
内臓脂肪増加により血圧上昇 |
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2型糖尿病 |
インスリン抵抗性が増加 |
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脂質異常症 |
LDL上昇、HDL低下 |
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脂肪肝 |
肝硬変や肝がんの原因となる |
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睡眠時無呼吸症候群 |
重症化すると心血管疾患リスク増加 |
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心筋梗塞・脳卒中 |
動脈硬化が進行 |
BMI別の健康リスク
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BMI |
判定 |
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18.5未満 |
低体重 |
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18.5〜24.9 |
普通体重 |
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25以上 |
肥満 |
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30以上 |
高度肥満 |
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35以上 |
高度肥満症 |
肥満症治療の目的は「見た目を改善すること」ではなく、「将来の病気を予防し健康寿命を延ばすこと」にあります。
マンジャロを用いた医療ダイエット
マンジャロとは?
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用する世界初の薬剤です。食欲を抑え、胃からの排出をゆっくりにすることで自然な摂取カロリー減少を促します。従来のGLP-1受容体作動薬より高い体重減少効果が報告されており、現在世界的に注目されている肥満症治療薬です。
マンジャロと類似薬の違い
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薬剤名 |
有効成分 |
投与方法 |
主な適応 |
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マンジャロ |
チルゼパチド |
週1回注射 |
糖尿病(自由診療で肥満治療にも使用) |
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ゼップバウンド |
チルゼパチド |
週1回注射 |
肥満症 |
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ウゴービ |
セマグルチド |
週1回注射 |
肥満症 |
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リベルサス |
セマグルチド |
内服 |
糖尿病 |
マンジャロと他剤の特徴比較
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項目 |
マンジャロ |
ウゴービ |
リベルサス |
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投与方法 |
注射 |
注射 |
内服 |
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作用 |
GIP+GLP-1 |
GLP-1 |
GLP-1 |
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食欲抑制 |
非常に強い |
強い |
中等度 |
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体重減少効果 |
非常に高い |
高い |
中等度 |
|
利便性 |
週1回 |
週1回 |
毎日服用 |
マンジャロのダイエット効果

マンジャロの体重減少効果は、SURMOUNT-1試験で検証されています。
72週間投与した結果、
- 5mg:平均15%減量
- 10mg:平均19.5%減量
- 15mg:平均20.9%減量
という非常に高い体重減少効果が示されました。
また日本人を含む試験でも有意な体重減少効果が確認されており、従来のGLP-1製剤を上回る減量効果が期待されています。
マンジャロの副作用
主な副作用は消化器症状です。
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主な副作用 |
頻度 |
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吐き気 |
比較的多い |
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胃もたれ |
比較的多い |
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便秘 |
比較的多い |
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下痢 |
比較的多い |
|
食欲低下 |
よくみられる |
|
低血糖 |
糖尿病薬併用時に注意 |
重篤な副作用として急性膵炎や胆石症などが報告されているため、医師の管理下で使用することが重要です。
当院の医療ダイエットの特徴

マンジャロを使用した効果の高い治療
当院では、近年注目を集めているマンジャロ(チルゼパチド)を用いた医療ダイエットを行っています。
マンジャロはGIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用する世界初の薬剤であり、従来のGLP-1受容体作動薬と比較して高い体重減少効果が報告されています。
単に体重を減らすことだけを目的とするのではなく、肥満症による健康障害の改善や将来的な生活習慣病の予防を目指し、一人ひとりに適した治療をご提案しています。
適応をしっかり守る安全な治療
近年、SNSやインターネット広告などをきっかけに医療ダイエットへの関心が高まっています。一方で、厚生労働省は肥満症治療薬の適正使用について注意喚起を行っており、医学的な適応を十分に確認したうえで治療を行うことが重要とされています。
当院では、診察や必要な検査を通じて患者様の健康状態を評価し、肥満症治療が本当に必要であるかを慎重に判断しています。
また、BMIや合併症の有無、既往歴などを総合的に確認し、適応基準に沿った安全な治療を行っています。
「痩せたいからすぐに処方する」のではなく、「安全に治療を続けられるか」を重視していることが当院の特徴です。
副作用が起こった際も対面で対応可能
マンジャロでは、吐き気、胃もたれ、便秘、下痢などの消化器症状がみられることがあります。
近年はオンライン診療による医療ダイエットも増えていますが、副作用が生じた際に十分な診察や検査が難しいケースもあります。
当院では、医療ダイエット外来を対面診療で実施しているため、副作用が疑われる場合には速やかに来院いただき、医師が直接状態を確認できます。
必要に応じて、
- 薬剤の減量や中止
- 症状を和らげる薬の処方
- 血液検査
- 腹部超音波検査
などを行い、安全に治療を継続できるようサポートいたします。
治療効果だけでなく、安全性にも十分配慮した医療ダイエットを提供していることが当院の大きな特徴です。
当院の医療ダイエット外来
当院の医療ダイエット外来の適応
当院では、ウゴービの保険適応基準を参考に、安全性を重視して治療対象を判断しています。
以下のような方が対象となります。
- BMI35以上の高度肥満
- BMI27以上で、下記の『肥満に関連する健康障害』を2つ以上合併
【肥満に関連する健康障害】
- 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
- 脂質異常症
- 高血圧
- 高尿酸血症・痛風
- 冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
- 脳梗塞・脳血栓症・一過性脳虚血発作
- 脂肪肝(NAFLD)
- 月経異常・不妊
- 睡眠時無呼吸症候群
- 運動器疾患(変形性膝関節症・股関節症・脊椎症など)
- 肥満関連腎臓病
当院の医療ダイエット外来の費用
自由診療(税込)
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項目 |
料金目安 |
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初診料 |
6,000円 |
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再診料 |
3,000円 |
|
マンジャロ2.5mg(4本) |
25,000円 |
|
マンジャロ5mg(4本) |
35,000円 |
|
マンジャロ7.5mg(4本) |
45,000円 |
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マンジャロ10㎎(4本) |
55,000円 |
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マンジャロ12.5㎎(4本) |
65,000円 |
|
マンジャロ15㎎(4本) |
75,000円 |
オンライン診療
オンライン診療でのマンジャロ導入についても準備を進めております。
今しばらくお待ちください。
マンジャロによる医療ダイエット外来 Q&A
- どのくらいで効果が出ますか?
-
多くの方は投与開始後1〜2か月で食欲低下や体重減少を実感します。効果には個人差がありますが、3〜6か月で明らかな減量効果が期待できます。
- リバウンドしませんか?
-
マンジャロ中止後は食欲が戻るため、リバウンドする可能性があります。治療期間中に食習慣や運動習慣を改善することが重要です。
- 注射は痛いですか?
-
針は非常に細く、多くの方が「思ったより痛くない」と感じます。自己注射が初めての方にも丁寧に指導いたします。
- 誰でも使用できますか?
-
妊娠中の方、重度の消化器疾患がある方、膵炎の既往がある方などは使用できない場合があります。必ず医師の診察を受けてください。
当院の医療ダイエット外来の流れ
- 初診
-
まず診察を行い、
- 現在の体重
- BMI
- 既往歴
- 生活習慣
を確認します。
必要に応じて、
- 血液検査
- 腹部超音波検査
- 内臓脂肪評価
などを実施し、マンジャロ投与が適切かを判断します。
- 再診(2回目)
-
検査結果を説明し、適応がある場合にマンジャロを開始します。
- 注射手技の説明
- 副作用対策
- 食事指導
を行います。
- 3回目以降
-
効果や副作用を確認しながら、
- 2.5mg
- 5mg
- 7.5mg
- 10mg
へ段階的に調整します。
安全性を確認しながら無理のない減量を目指します。
まとめ
肥満症は高血圧や糖尿病など多くの生活習慣病の原因となります。マンジャロは現在最も高い減量効果が期待される薬剤の一つです。当院では安全性を重視し、検査・診察を行った上で適切な医療ダイエットをご提案しています。
