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ロタウイルスとは
ロタウイルスは主に乳幼児に感染しやすいウイルス性胃腸炎の原因の一つです。経口感染により腸の粘膜に炎症を起こし、激しい下痢や嘔吐を引き起こします。乳幼児では脱水症状を招くことがあるため、早期の対応が重要です。
ロタウイルスの症状
主な症状は以下の通りです。
- 突然の下痢(しばしば水様便)
- 嘔吐
- 発熱
- 腹痛や不快感
- 脱水症状(重症時)
通常、1週間以内に症状は改善しますが、脱水予防が大切です。
ロタウイルスの原因
感染は主に経口感染で、汚染された手や物を介して広がります。集団感染を防ぐためには手洗いや環境の清潔保持が重要です。また、ロタウイルスワクチンの接種も予防に効果的です。
ロタウイルスの治療法
特効薬はありませんが、以下の対症療法を行います。
- 水分補給と電解質補正
- 嘔吐や下痢の管理
- 栄養補給と安静
重症の場合は点滴治療が必要となることがあります。
当院の検査・対応について
当院では症状の経過を詳しく伺い、脱水症状の有無を確認します。必要に応じて点滴治療や適切な指導を行い、乳幼児の健康管理をサポートいたします。ご不安な点があればご相談ください。