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家族が大腸がん(がん家系)

ご家族に大腸がんの方がおり、自分も大腸がんなのでは?と心配されている方がいらっしゃいます。

実際にいわゆる『がん家系』という言葉は昔から言われており、具体的にその様な遺伝子もいくつか見つかっています。

このページでは、ご家族に大腸がんがいらっしゃる場合の対応方法についてまとめさせて頂きます。

 

家族に大腸癌の方がいる人の大腸癌のリスク

家族に大腸癌の方がいる場合、その方の発症年齢や親族の数によってリスクが異なります。特に、親や兄弟姉妹(一次親族)が50歳未満で発症している場合や、複数の親族が大腸癌を発症している場合は、リスクが通常の人の2~3倍以上になることがあります。
大腸癌には遺伝的な要因が影響することがあり、「家族性大腸腺腫症」や「リンチ症候群」などの遺伝性疾患も関連することがあります。このような遺伝的要因が関与する場合、若い年齢で発症することが多く、早期の対策が重要です。

家族に大腸癌がいる方が行うべき検査

家族に大腸癌の方がいる場合、定期的な検査が推奨されます。主な検査は以下の通りです:

  1. 便潜血検査
     便に血液が混じっていないかを調べる検査です。手軽に受けられるため、まずはこの検査を毎年受けることをおすすめします。

  2. 大腸内視鏡検査
     カメラを使って大腸の内部を直接観察する検査です。ポリープや癌の早期発見に非常に有効で、必要に応じてポリープの切除も行えます。一次親族に大腸癌の方がいる場合は、40歳を目安に開始し、3年ごとに受けることを検討してください。ただし、親族の発症年齢が若い場合は、それより10年早い年齢での検査を推奨されることがあります。
    大腸カメラについて詳しくはこちらをご覧ください。

  3. 遺伝カウンセリングや遺伝子検査
     家族性のリスクが高いと考えられる場合は、専門家の指導のもとで遺伝子検査を行うことも検討できます。(当院での遺伝子検査はできませんので予めご了承ください)

早期発見と予防の重要性

大腸癌は早期に発見できれば、治療による完全な治癒が期待できる病気です。家族歴がある方はリスクが高まる分、意識して検査を受けることが大切です。気になる症状がある場合や、検査について不安がある場合は、お気軽にご相談ください。当クリニックでは、患者さん一人ひとりに合った検査やケアを丁寧にご提案します。

家族の健康を守るためにも、まずはあなた自身の健康から始めましょう。

 

当院では、麻酔薬を使った苦痛の少ない内視鏡検査を行っています。内視鏡専門医である院長が責任を持って担当します。

また、予約制を採用しており、土曜日も検査可能となっているため、時間に余裕を持った検査が可能です。

検査の説明を聞いてから大腸カメラを受けたい方は【外来Web予約】へお進みください。

先に検査日を決めたい方は【大腸カメラWeb予約】へお進みください。

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