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大腸がんのリスク因子と予防法

[2022.12.12]

大腸がんは日本で一番多い悪性腫瘍です。
この項目では大腸がんのリスク因子を呈示した上で、その予防法についてお話ししていきます。
大腸がんは早期ではほとんどの方が症状はありません。
『リスク因子を持っているが、大腸カメラは怖いから様子を見ている。』方はいらっしゃいませんか?
検査が遅れることで、治療しても治らない状態で発見される方をこれまでもたくさん見てきました。
患者様が後悔しないために、ご家族様を後悔させないために、下記のリスク因子のある方は、予防法を参考にして頂き、必要に応じて大腸カメラを行う事を推奨致します。

 

1.リスク因子

年齢(40~50歳以上)

→大腸がんは日本で一番多い悪性腫瘍です。
 40~50歳を過ぎると急激に発症リスクが増大します。

ご家族に大腸がん

→家族性大腸腺腫症という病気の場合には、高頻度で大腸がんが発生します。家族性大腸腺腫症が疑われた場合にはリスクがあまりに高いため、1年に一度大腸カメラを行い、できたポリープを定期的に切除する必要があります。場合によっては手術が必要となりますので、提携先の医療機関にご紹介させて頂きます。

また原因ははっきりしませんが、全大腸がんの20~30%では血縁者に複数の大腸がん患者様が認められます。このような場合には比較的若年で大腸がんを発症する症例が多い事も知られています。

つまり

血縁者に大腸がん患者さんがいらっしゃる場合には、40歳を超えたら一度は大腸カメラを行う事をおすすめ致します。

 

生活因子

・赤身肉や高カロリーの摂取及び肥満
・アルコールの過剰摂取
・喫煙

→上記3つは統計上証明されている項目です。
 上記3つが大腸がんの原因となる理由は、完全には証明されていないのが現状です。

 

2.予防法

①食物繊維の摂取
②適度な運動
③定期的な大腸検査並びに必要に応じたポリープの切除

→①②が大事なのですが、それでも大腸がんの可能性を0にすることは不可能です。

  1. リスク因子で述べたリスクのある方は、大腸カメラを早期に行う事で、大腸がんのリスクを軽減することができます。

 

大腸カメラを皆様が受けるか否か=大腸がんになる不安が大腸カメラを受ける不安を上回るかどうかにかかっています。

当院の役割は

  • 大腸がんの怖さを知って頂く
  • 大腸カメラの不安を減らして頂く。

ことで、大腸カメラのハードルを下げ、より多くの方に大腸カメラを受けて頂き、大腸がんを予防・早期発見していくことです。

 

『安心』をテーマにした大腸カメラを、当院で受けてみませんか?

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